プレスリリース

2012年7月14日
関西電力株式会社

姫路第二発電所4号機の通常運転開始について

 姫路第二発電所4号機(定格出力:45万kW)は、通常運転中の7月2日3時21分にボイラ配管の温度の上昇を示す警報が発信されたため、現場等を確認した結果、ボイラへ補給する水の量が増えたことおよびボイラ内からの異音などを確認したことから、ボイラ配管からの蒸気漏れと判断し、5時57分から負荷降下を実施し、7時47分に運転を停止しました。
 その後、詳細な点検を行った結果、ボイラ内の配管が3箇所損傷していることを確認しました。
 原因については、一部の配管内を流れる蒸気の流量に偏りが生じ、局部的に配管表面の温度が上昇したことで、1箇所で配管にクリープ損傷が発生し、その配管の損傷した部分から漏れ出た蒸気で2箇所が損傷したものと推定しています。
 なお、当該の損傷箇所については、配管の取替えを行い、各種検査を実施した結果、設備の健全性を確認しています。

平成24年7月2日7月13日お知らせ済み]

 姫路第二発電所4号機は、7月13日19時30分にボイラを点火し、7月14日7時29分に発電を開始、同日11時20分に通常運転を開始しました。

※通常運転
給電指令所からの指令に応じた出力で運転が可能になる状態。

以 上

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