プレスリリース

2012年1月31日
関西電力株式会社

平成23年東北地方太平洋沖地震の知見を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価の実施状況について

 当社は、平成23年11月11日付で原子力安全・保安院から東北地方太平洋沖地震の知見等を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価の実施について指示を受け、安全性評価に係る実施計画書をとりまとめ原子力安全・保安院に提出しました。
 その後、実施計画書に基づき、津波の評価及び周辺斜面の安定性評価を実施していますが、大飯発電所の評価作業に時間を要していること等から工程を変更しました。
 今後も引き続き作業を進め、取りまとめ次第、結果を報告いたします。

12月27日 お知らせ済み]

 当社は美浜発電所、高浜発電所についても評価作業を進めてきましたが、以下のとおり変更が生じましたので、お知らせいたします。

1.津波の評価
 実施計画書では、美浜発電所、高浜発電所の津波評価について平成24年1月に報告することとしていましたが、地震・津波に関する意見聴取会での天正地震に関する津波堆積物調査(コンピューター断層撮影装置による分析等)結果の審議状況等を踏まえて津波の影響評価を実施する必要があることから、当社としては、これらの審議状況を注視するとともに、引き続き評価作業を進め、取りまとめ次第、結果を報告いたします。
2.周辺斜面の安定性評価
 実施計画書では、美浜発電所、高浜発電所の周辺斜面の安定性評価について平成24年1月に報告することとしていましたが、評価に時間を要しているため、取りまとめ次第、結果を報告いたします。

 なお、大飯発電所の津波の評価及び周辺斜面の安定性評価については、先日お知らせしましたとおり、評価を取りまとめ次第、結果を報告いたします。

 当社は引き続き、津波の影響や周辺斜面の安定性に関する評価を着実に実施するとともに、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以 上

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