プレスリリース

2011年11月17日
関西電力株式会社

オーストラリア・パシフィックLNG社とのLNG売買に関する基本協定書の締結について

 当社は、本日、オーストラリア・パシフィックLNG社との間で、同社がオーストラリアクィーンズランド州で推進しているオーストラリア・パシフィックLNGプロジェクトからのLNG購入に関する基本協定書を締結しました。

 本プロジェクトは、クイーンズランド州内のスラット盆地・ボーウェン盆地中心の石炭層に存在する天然ガス「コール・ベッド・メタン(Coal Bed Methane)」を、グラッドストーン港でLNGに加工して出荷するものです。当社は、本プロジェクトを2010年代後半以降の主要LNG供給源のひとつと位置付け、2016年から20年間、年間100万トン程度のLNGを購入する予定です。

 当社は今後も、供給安定性と経済性に優れたLNGの長期確保に努め、電力の安定供給に万全を期してまいります。

以 上

※コール・ベッド・メタン(Coal Bed Methane):
コール・ベッド・メタンとは非在来型天然ガスの一種で、石炭の生成過程で生じた地下の石炭層中に貯留されたメタンガスを指す。豪州をはじめ、米国、カナダ、中国、欧州に豊富に存在し、豪州には350兆立方フィートの埋蔵量があると言われている。
(注:1兆立方フィート=LNG約2,000万トン)
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