プレスリリース

2011年8月14日
関西電力株式会社

堺港発電所2号機の運転停止について

 堺港発電所2号機(定格出力:40万kW)は運転中の8月13日10時38分にガスタービンの内部の異常を示す警報が発信し、自動的に運転を停止しました。

  • ※「火炎喪失」   ガスタービンの出力が十分に出ていないことを示す警報
  • 「排ガス圧力高」 ガスタービンを回した後の排ガスの圧力が高くなっていることを示す警報

 堺港発電所はコンバインドサイクル発電方式を採用しており、天然ガスを燃やし、その高温・高圧の燃焼ガスでガスタービンを回し、さらにガスタービンからの排気ガスの排熱を利用して、蒸気を発生させて蒸気タービンも回して発電しています。

 その後、設備の冷却を待ち、本日13時50分に内部を目視点検したところ、ガスタービンの羽根の一部に損傷がみられました。

 今後、堺港発電所2号機については、損傷したガスタービンをメーカ工場に搬入し、詳細な点検ならびに原因究明を行うとともに、補修作業を実施します。
 損傷範囲や部品の調達具合によりますが、運転再開までには少なくとも数ヶ月以上かかるものと考えております。

以 上

<添付資料>

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