プレスリリース

2010年12月27日
関西電力株式会社

大阪市中央区、東成区の一部で発生した停電にかかる調査状況について

 平成22年12月7日、大阪市中央区、東成区の一部で停電(大阪府庁舎、大阪合同庁舎2号館および4号館、成人病センター、大阪証券取引所ビル、大阪堺筋ビル、堺筋本町センタービル、国立病院機構大阪医療センターほか、特別高圧合計19軒)が発生しました。けが人はありませんでした。
 今回の停電により、お客さまをはじめ、多くの皆さまにご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。

平成22年12月7日 お知らせ済み]

 当社は、その後、原因となった本町変電所(大阪市中央区安土町1丁目3番2号)の現場調査を行い、開閉装置の一つである計器用変成器※1が焼損していることを確認しました。メーカーの工場で、当該変成器の外観調査および分解調査を行ったところ、内部に地絡※2の痕跡があり、変成器内部から地絡したものと推定されました。

 なお、当該変成器以外の計器用変成器については、調査の結果、異常がないことを確認しています。

 今後、当該変成器の内部で異常が発生した原因について、再現試験等を行い、調査してまいります。

以 上

※1:計器用変成器
高電圧をメーターや保護装置で使用しやすい低い電圧に変換する装置。本町変電所には6台あり、今回はそのうちの1台が焼損したもの。
※2:地絡
事故などによって、装置などに大地との電気的接続が生じ、異常な電流が流れる こと。

<添付資料>

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