プレスリリース

2010年7月21日
関西電力株式会社

「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく当社のCO2排出係数(平成21年度)の報告について

 当社は、本日、「地球温暖化対策の推進に関する法律(以下、温対法)」に基づく当社の平成21年度のCO排出係数(使用電力量当たりのCO排出量)が、「0.265kg-CO2/kWh」となることを、政府へ報告しました。

 この値は、温対法に基づき京都議定書のクレジット等を実際のCO排出量から控除して算出した排出係数(調整後排出係数)であり、控除前の排出係数(実排出係数)は「0.294kg-CO2/kWh」となります。

 平成21年度のCO排出係数は、原子力発電所の設備利用率の向上、および水力発電量の増加等により、前年度比11%減となりました。

 これらの値は暫定値であり、正式には、「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」の電気事業者別のCOの排出係数として、政府より本年12月上旬を目途に公表される予定です。

 当社は電気の低炭素化をめざし、京都議定書第一約束期間(平成20〜24年度)の5ヵ年平均で0.282kg-CO2/kWh程度まで低減させるという目標を掲げ、取組みを推進しています。なお、平成20〜21年度の2ヵ年平均におけるCO排出係数は0.282kg-CO2/kWhです。

 当社は、目標達成に向けて引き続き、安全を最優先とした原子力発電所の設備利用率の向上や火力発電所の熱効率の維持・向上、再生可能エネルギーの導入拡大のほか、京都メカニズムの活用などにより、CO排出削減に積極的に取り組んでまいります。

以 上

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