プレスリリース

2010年4月28日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機の燃料取り替えに伴う原子炉停止について
(大飯発電所1号機にかかる燃料漏えいの原因対策を踏まえた燃料取替えに伴う停止)

 当社は、平成22年2月19日に第14回定期検査を終了し、定格熱出力一定運転中の大飯発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力118万キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)について、燃料取替えのため、4月29日3時30分頃から出力降下を開始し、同日10時に発電停止した後、同日11時に原子炉を停止することとしました。

 今回の燃料取替えは、大飯1号機の燃料漏えいにかかる原因と対策(平成22年4月28日公表)を踏まえて実施するもので、高燃焼度17×17A型燃料について、燃料の燃焼度を管理(ウラン燃料集合体:38,000MWd/t未満、ガドリニア入り燃料集合体:36,000MWd/t未満)するために取り替える燃料28体と、これに伴い原子炉内の出力分布を平坦化するために取り替える燃料8体の計36体について取り替えた後、6月上旬頃に原子炉を再起動する予定です。

 なお、1次冷却材中の放射能濃度は通常のレベルで推移しており、燃料の漏えいは認められていません。

以 上

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