プレスリリース

2010年4月27日
関西電力株式会社

原子力施設の耐震安全性にかかる新知見の平成21年度の収集結果について

<別 紙>

【平成21年度の耐震安全性にかかる情報の収集結果】
反映が必要な
新知見情報※3
新知見関連情報※4 参考情報※5
原子力事業者に
共通する情報
0件 1件 34件
当社発電所の
個別情報
0件 0件 1件
  • ※3:客観的な根拠・データ等が蓄積された新知見を含み、耐震安全性評価及び耐震裕度の評価への反映が必要な情報(現状評価の見直しの必要性があるもの)
  • ※4:客観的な根拠・データ等が蓄積された新知見を含むものの、耐震安全性評価の再評価が必要ない情報(現状評価の見直しの必要がないもの)
  • ※5:新知見とはみなさないが、今後、データ等が蓄積されれば新知見となりうる情報、または今後の研究動向等によっては、耐震安全性に対する信頼性や耐震裕度向上につながりうる情報
【平成21年度の活動によって収集した情報の例】

◆新知見関連情報(全1件)

1全国地震動予測地図
 地震調査研究推進本部は、平成17年3月に「全国を概観した地震動予測地図」を公表し、以降、新しいデータに基づき毎年更新しているが、今回は平成21年7月に、新たな地震動予測手法等を反映した「全国地震動予測地図」として更新した。

(原子力事業者に共通する情報)

◆参考情報(全35件から抜粋)

1大型遠心模型による基礎浮上りに関する研究
 硬質岩盤における、側面が4面ある建屋の地震時の揺れの状態について、現実に近い接地圧を模擬できる装置を用いた実験で確かめたところ、3面が岩盤中に埋め込まれている場合でも、4面全てが埋め込まれている場合と同程度の埋込み効果[建物が地面に埋め込まれていることで、揺れを抑制する効果]を有することがわかった。

(原子力事業者に共通する情報)

2日本海におけるアスペリティを考慮した津波波源モデルの検討
 津波評価において一般的に用いられている活断層の面全体が一様に滑ったモデルではなく、アスペリティ[断層面の中ですべり量の大きい部分]を考慮したモデルの検討結果が示された。

(当社発電所の個別情報)

以 上

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