プレスリリース

2009年10月15日
関西電力株式会社

堺港発電所新3号機の営業運転開始について

[参考資料]

堺港発電所設備更新の特徴

1.最新鋭コンバインドサイクル発電方式の採用
 国内最高レベルの1,500℃級ガスタービンを採用したコンバインドサイクル発電方式であり、熱効率は設備更新前に比べ大幅に向上し、約58%を達成しています。
項目 設備更新後 設備更新前
発電方式 コンバインドサイクル発電 汽力発電
発電規模 200万kW(40万kW×5基) 200万kW(25万kW×8基)
使用燃料 天然ガス 重油・原油・天然ガス
熱効率(発電端) 約58% 約41%
注:熱効率は低位発熱量基準
2.環境負荷の低減
 最新鋭のコンバインドサイクル発電方式に設備更新することにより、更なる環境負荷の低減を図ります。
項目 設備更新後 設備更新前
窒素酸化物 排出濃度:4ppm
排出量:54m3N/h
排出濃度:30.3ppm
排出量:143.4m3N/h
硫黄酸化物 排出しない 排出濃度:14.4ppm
ばいじん 排出しない 排出濃度:0.02g/m3N
二酸化炭素 0.36kg-CO2/kWh 0.51kg-CO2/kWh
3.景観への配慮
 主要設備の色彩は、周辺の自然環境と調和させるため、発電所敷地内や浜寺公園の松林をデザインモチーフとし、当地の風景を継承させる景観コンセプトとしています。
 また、長年かけて築いてきた緑地帯は、現状のまま保全し、良好な環境を維持しています。

以 上

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