プレスリリース

2009年4月24日
関西電力株式会社

クリアランス制度を適用して作られたリサイクルベンチの設置について

 当社は本日、廃止措置中の日本原子力発電株式会社東海発電所から発生した廃材を用いたリサイクルベンチ(1脚)を、原子力事業本部(福井県三方郡美浜町)1階ロビーに設置しました。
 クリアランス制度を適用して作られたリサイクルベンチの設置は、当社として初めてで、福井県内でも2箇所目※1となります。

 当ベンチ(金属部分)は、平成17年に制度化された「クリアランス制度」に基づき、日本原子力発電株式会社が東海発電所の廃止措置を進める中で選別・回収した材料を用い、一般のベンチ製作会社で再加工されたものです。

 「クリアランス制度」は、原子力施設の運転中に放射性物質の影響を受けた金属やコンクリート等がどのように再利用または廃棄物として埋め立てられたとしても0.01mSv/年※2を超えないことを基準(=クリアランスレベル※3)として、厳格な選別のもとでリサイクルしたり、産業廃棄物として処理することを可能にする制度です。
 一般的に原子力発電所の解体(廃止措置)の際には、クリアランスレベルの廃材が全体の約5%、一般廃材(放射性物質を含まない廃材)が同約93%発生すると試算されており、循環型社会の一層の進展に向け、これら廃材をリサイクルするシステムの構築が期待されています。

 当社では、今後とも制度の定着に向け、クリアランス金属再利用の理解促進を図ってまいります。

  • ※1 福井県内では日本原子力発電株式会社敦賀原子力館に次いで2箇所目となる。
  • ※2 人が自然界から受ける年間放射線量[2.4mSv/年]の200分の1程度。国際放射線防護委員会(ICRP)等で、人の健康に対する影響が無視しえる線量として国際的にも使用されている。
  • ※3 クリアランスレベルは、上記線量(0.01mSv/年)に相当するそれぞれの放射性核種の濃度に換算して算出される。

以 上

<添付資料>