プレスリリース

2008年10月31日
関西電力株式会社

2008年9月分・上期分の営業概況

<販売電力量実績>
【2008年9月分】
 9月分の販売電力量は、132億7百万kWhとなり、対前年比は92.1%と5カ月振りに前年実績を下回りました。

(電灯電力計)  
 8月中旬から9月にかけての平均気温が前年に比べ低く推移し、冷房需要が減少したことなどから、対前年比は84.1%と前年実績を下回りました。

(特定規模需要)
 対前年比は97.3%と前年実績を下回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比93.2%と前年実績を下回り、産業用需要は対前年比 100.2%と前年実績を上回りました。

【2008年度上期分】
 上期分の販売電力量は、754億4千5百万kWhとなり、対前年比は100.1%と2期連続で前年実績を上回りました。

(電灯電力計)  
 7月から8月上旬までの平均気温は前年に比べ高く推移したものの、8月中旬以降は前年に比べ低く推移したため、冷房需要の増減は相半ばしました。しかしながら、春先の高気温により暖房需要が減少したことに加え、検針期間が前年に比べ短かったことなどから、対前年比は98.1%と前年実績を下回りました。

(特定規模需要)
 対前年比は101.3%と前年実績を上回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比99.1%と前年実績を下回り、産業用需要は対前年比 102.6%と前年実績を上回りました。

<大口電力産業別実績>
【2008年9月分】
 大口電力は、対前年比102.0%と11カ月連続で前年実績を上回りました。
 製造業計については、対前年比103.4%と11カ月連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『パルプ・紙』『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『非鉄金属』『機械製造業計』の6業種が前年実績を上回りました。
 業種別にみると、『鉄鋼』は、一部お客さまで前年の設備更新工事に伴う販売電力量減少の反動影響がみられたことなどから、対前年比114.6%と前年実績を上回りました。
 『化学』は、ソーダおよび酸素がプラスとなったものの、化学繊維および石油化学がマイナスとなったことなどから、対前年比98.1%と前年実績を下回りました。
 『窯業・土石製品』は、ガラスで生産が増加したことなどから、対前年比105.9%と前年実績を上回りました。
 『機械製造業計』は、一般機械および精密機械がマイナスとなったものの、電気機械および輸送用機械がプラスとなったことから、対前年比102.7%と前年実績を上回りました。

【2008年度上期分】
 大口電力は、対前年比103.9%と6期連続で前年実績を上回りました。
 製造業計については、対前年比105.0%と6期連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『食料品』『パルプ・紙』『化学』『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『非鉄金属』『機械製造業計』の8業種が前年実績を上回りました。
 業種別にみると、『鉄鋼』は、一部お客さまの自家発設備点検に伴う販売電力量の増加などから、対前年比112.8%と前年実績を上回りました。
 『化学』は、工業ガスの生産が増加したことなどから、対前年比100.3%と前年実績を上回りました。
 『窯業・土石製品』は、薄型テレビ用ガラスの生産が増加したことなどから、対前年比104.0%と前年実績を上回りました。
 『機械製造業計』は、精密機械がマイナスとなったものの、薄型テレビや太陽電池の生産が好調に推移した電気機械をはじめ、一般機械、輸送用機械がプラスとなったことから、対前年比105.5%と前年実績を上回りました。

 (注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。

 

販売電力量実績表

 

大口電力産業別実績表

 

[参   考]

供給力表

 

大阪地方の気温表

 

 

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