(別紙)
大飯発電所 洗たく排水処理設備変更計画、ほう酸回収系統改造計画
1. |
1、2号機共用の洗たく排水処理設備の取替えに伴う処理方式変更 (図−1、図1−1参照) |
変更理由 |
1、2号機の共用洗たく排水処理設備の逆浸透膜装置は、設置後20年以上経過し、経年変化を起因とした不具合が見られることから、設備の信頼性向上および2次廃棄物発生量低減の観点から、処理方式を逆浸透膜方式から膜分離活性汚泥方式へ変更する。
|
工 程 |
1、2号機共用洗たく排水処理設備取替工事 平成21年8月※〜平成22年5月
|
※: |
平成19年2月23日に工事工程を変更(平成21年11月を平成21年8月に変更) |
変更理由 |
3、4号機における水洗いによる排水は洗浄排水タンクで放射性物質の濃度が十分低いことを確認した後、復水器冷却水と混合希釈して放水口より放出しているが、発電所外に放出される放射性物質量の更なる低減のために、3、4号機共用の洗たく排水処理設備として新たに膜分離活性汚泥処理装置を設置する。
|
工 程 |
3、4号機共用洗たく排水処理設備設置工事 平成20年9月※〜平成21年6月
|
|
※: |
平成19年2月23日に工事工程を変更(平成20年12月を平成20年9月に変更) |
変更理由 |
1、2号機のほう酸回収系統は、設備の合理化の観点から1基のほう酸回収装置を1、2号機共用設備として使用しており、他プラントに比べ設備の運転回数が多いため、設備および運転員に負担がかかっている。
このため、設備の信頼性向上と運転員の負担低減を目的として、ほう酸回収装置1基を増設する。
また、現在、ほう酸回収装置で処理した濃縮液(高濃度ほう酸水)は、ほう酸タンク2基に貯蔵しているが、ほう酸タンクが満水となった後は、冷却材貯蔵タンク(ホールドアップタンク)に戻す運用としており、濃縮液の発生量に見合った貯蔵容量を確保することにより、運転員の負担低減が図られることから、ほう酸補助タンク1基を新設する。
|
工 程 |
(1) |
1、2号機共用ほう酸回収装置増設工事 |
|
平成21年1月〜平成22年3月※1 |
(2) |
1、2号機共用ほう酸補助タンク設置工事 |
|
平成21年2月〜平成22年2月※2 |
|
|
※1: |
平成20年2月12日に工事工程を変更(平成21年1月〜平成21年11月を平成21年1月〜平成22年3月に変更) |
※2: |
平成20年2月12日に工事工程を変更(平成20年6月〜平成21年12月を平成21年2月〜平成22年2月に変更) |
以 上
本文へ戻る