プレスリリース
2008
2008年4月30日
関西電力株式会社
2008年3月分・2007年度下期分・年度分の営業概況
<販売電力量実績>
【2008年3月分】
2008年3月分の販売電力量は、128億6百万kWhとなり、対前年比は107.7%と7カ月連続で前年実績を上回りました。
(電灯電力計)
閏年により検針期間が前年に比べ長かったことに加え、2月から3月上旬にかけての平均気温が前年に比べ低く推移し、暖房需要が増加したことなどから、対前年比は114.8%と前年実績を上回りました。
(特定規模需要)
対前年比は103.3%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比105.6%、産業用需要は対前年比102.0%と、それぞれ前年実績を上回りました。
【2007年度下期分】
2007年度下期分の販売電力量は、750億6千9百万kWhとなり、対前年比は104.6%と3期振りに前年実績を上回りました。
(電灯電力計)
残暑の影響により冷房需要が増加したことに加え、1月から2月にかけての平均気温が前年に比べ総じて低く推移し、暖房需要が増加したことなどから、対前年比は107.7%と前年実績を上回りました。
(特定規模需要)
対前年比は102.7%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比102.9%、産業用需要は対前年比102.6%と、それぞれ前年実績を上回りました。
【2007年度分】
2007年度分の販売電力量は、1,504億2千2百万kWhとなり、対前年比は102.1%と4年連続で前年実績を上回りました。
(電灯電力計)
冬場の気温が前年に比べ総じて低く推移し、暖房需要が増加したことなどから、対前年比は
103.2%と前年実績を上回りました。
(特定規模需要)
対前年比は101.5%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比101.2%、産業用需要は対前年比101.6%と、それぞれ前年実績を上回りました。
<大口電力産業別実績>
【2008年3月分】
大口電力は、対前年比101.3%と5カ月連続で前年実績を上回りました。
製造業計については、対前年比102.4%と5カ月連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『化学』『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『非鉄金属』
『機械製造業計』の6業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、粗鋼生産量の増加や、一部お客さまの自家発稼動減などから、対前年比101.7%と前年実績を上回りました。
『化学』は、化学繊維がマイナスとなったものの、ソーダ、石油化学および酸素がプラスとなったことなどから、対前年比106.4%と前年実績を上回りました。
『窯業・土石製品』は、炭素黒鉛製品の生産が増加したことなどから、対前年比101.8%と前年実績を上回りました。
『機械製造業計』は、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械のすべてがプラスとなったことから、対前年比106.2%と前年実績を上回りました。
【2007年度分】
大口電力は、対前年比102.3%と4年連続で前年実績を上回りました。
製造業計については、対前年比102.6%と6年連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『食料品』『化学』『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』『非鉄金属』『機械製造業計』『その他』の7業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、粗鋼生産量は増加したものの、前年の一部お客さまの自家発設備停止に伴う販売電力量増の反動減がみられたことなどから、対前年比97.6%と前年実績を下回りました。
『化学』は、一部お客さまの自家発設備停止により販売電力量が増加したことなどから、対前年比107.9%と前年実績を上回りました。
『窯業・土石製品』は、液晶およびプラズマディスプレイ用ガラスの生産が増加したことなどから、対前年比104.8%と前年実績を上回りました。
『機械製造業計』は、薄型テレビの生産が好調に推移した電気機械をはじめ、一般機械、輸送用機械および精密機械のすべてがプラスとなったことから、対前年比105.8%と前年実績を上回りました。
(注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。
[参 考]