プレスリリース

2007年12月26日
関西電力株式会社

カザフスタン共和国における濃縮ウランの再転換実施について

 当社は、当社の原子力発電所で使用する燃料集合体の製造に必要な再転換工程を、カザフスタン共和国のウルバ冶金工場において実施するために、本日、カザフスタン共和国の国有原子力会社であるカザトムプロム社、住友商事株式会社および原子燃料工業株式会社と協力の意向確認書に調印しました。


 再転換とは、原子力発電所で使用する燃料集合体を製造する工程である成型加工の前に、気体状のウラン(濃縮六フッ化ウラン)を固体状のウラン(二酸化ウラン)に転換する工程です。これまで、当社は成型加工メーカーを通じて日本国内や海外で再転換を行ってまいりましたが、カザフスタン共和国においても再転換を実施することで、エネルギーセキュリティーの観点から、より安定した燃料確保が可能となります。


 当社は、昨年、住友商事とともに、新規ウラン鉱山開発プロジェクトに参画し、カザフスタン共和国におけるウラン調達を進めてまいりました。また、今年4月には、経済産業大臣をはじめとする日本政府、および当社を含む原子力関連事業者が合同でカザフスタン共和国を訪問し、両国政府が原子力分野で幅広い協力を行う旨の共同声明を発表するとともに、事業者間が契約をとりまとめるなど、官民あげての関係強化が図られています。こうした流れを受けて、更なる協力について検討を進め、両国政府のご支援もあり、今回、ウルバ冶金工場で再転換を実施することとなりました。


 当社としては、今回のウルバ冶金工場での再転換実施が、両国の一層の関係強化につながり、また、当社の原子燃料の安定確保をより強固にするものと考えています。
 今後、ウルバ冶金工場の技術能力の最終確認等を経て、別途関係者間で正式に契約を締結し、2010年頃から再転換を実施する予定です。


 当社は、今後とも、原子力発電の安定性、経済性の観点から、原子燃料の長期安定確保に努めてまいります。

以  上