プレスリリース
2007
2007年10月30日
関西電力株式会社
2007年9月分・上期分の営業概況
<販売電力量実績>
【2007年9月分】
9月分の販売電力量は、143億4千2百万kWhとなり、対前年比は104.5%と4カ月振りに前年実績を上回りました。
(電灯電力計)
8月中旬から9月にかけての平均気温が前年に比べ高く推移し、冷房需要が増加したことなどから、対前年比は107.6%と前年実績を上回りました。
(特定規模需要)
対前年比は102.5%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比104.1%、産業用需要は対前年比101.5%と、それぞれ前年実績を上回りました。
【2007年度上期分】
上期分の販売電力量は、753億5千4百万kWhとなり、対前年比は99.8%と2期連続で前年実績を下回りました。
(電灯電力計)
春先の高気温により暖房需要が減少したことに加え、6月および7月の気温が前年に比べ低く推移し冷房需要が減少したことなどから、対前年比は98.9%と前年実績を下回りました。
(特定規模需要)
対前年比は100.3%と前年実績を上回りました。
内訳をみると、業務用需要は対前年比99.7%と前年実績を下回り、産業用需要は対前年比100.8%と前年実績を上回りました。
<大口電力産業別実績>
【2007年9月分】
大口電力は、対前年比102.1%と4カ月振りに前年実績を上回りました。
製造業計については、対前年比101.4%と4カ月振りに前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『食料品』『化学』『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』『非鉄金属』『機械製造業計』『その他』の7業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、前年の一部お客さまの自家発設備停止に伴う販売電力量増の反動減がみられたことなどから、対前年比87.1%と前年実績を下回りました。
『化学』は、ソーダ、化学繊維、石油化学および酸素がプラスとなったことなどから、対前年比111.4%と前年実績を大きく上回りました。
『窯業・土石製品』は、ガラスで生産が増加したことなどから、対前年比103.3%と前年実績を上回りました。
『機械製造業計』は、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械のすべてがプラスとなったことから、対前年比106.7%と前年実績を上回りました。
【2007年度上期分】
大口電力は、対前年比101.5%と4期連続で前年実績を上回りました。
製造業計については、対前年比101.6%と4期連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では、『食料品』『化学』『石油・石炭製品』『窯業・土石製品』『非鉄金属』『機械製造業計』『その他』の7業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は、粗鋼生産量は増加したものの、前年の一部お客さまの自家発設備停止に伴う販売電力量増の反動減がみられたことなどから、対前年比94.4%と前年実績を下回りました。
『化学』は、一部お客さまの自家発設備停止により販売電力量が増加したことなどから、対前年比109.7%と前年実績を上回りました。
『窯業・土石製品』は、液晶およびプラズマディスプレイ用ガラスの生産が増加したことなどから、対前年比106.5%と前年実績を上回りました。
『機械製造業計』は、薄型テレビの生産が好調に推移した電気機械をはじめ、一般機械、輸送用機械および精密機械のすべてがプラスとなったことから、対前年比103.9%と前年実績を上回りました。
(注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。
[参 考]