プレスリリース

2007年10月24日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機プラント排気筒からの僅かな希ガスの放出について

 大飯発電所3,4号機(ともに加圧水型軽水炉 定格電気出力118万キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)は、定格熱出力一定運転中のところ、本日10月24日12時30分頃、当社社員が4号機体積制御タンク水位が若干低下傾向にあることを確認しました。


  関連パラメータおよび操作実績を確認した結果、本日9時20分から1次冷却材の定期試料採取を実施していたことが確認されたため試料採取室を点検したところ、試料採取フード内のシンク(流し台)に、4号機Dループ高温側試料採取ラインから試料採取水が流れていることが判明しました。
  また、その際、試料採取ラインの弁が開いていることを確認しました。


  このため、直ちに試料採取ラインの弁を閉止し、13時00分頃、試料採取水の停止を確認しました。流出した試料採取水(320リットル)は全てドレン系統で回収されており、環境への放出はありません。


  当該弁のある試料採取フード内は、僅かな負圧状態を維持しており、フード内の気体は3号機プラント排気筒から連続放出されているため、当該弁が開状態であった期間中、4号機の1次冷却材中に含まれる希ガスが環境に放出されたものと評価しました。排気筒モニタの指示値から、環境への希ガス放出放射能量は約5.0×10 Bqと評価され、保安規定に基づく放出管理目標(3.9×1015Bq/年)に比べ約780万分の1以下であることを確認しています。


  なお、発電所敷地内および周辺のモニタリングポストの指示値は平常と変わりなく、環境への影響はありません。

   ※体積制御タンク:1次冷却材系統の水の量を調整するためのタンク。

以 上