1.主要な工事等について |
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既設設備の耐震性を一層向上させるため、内部スプレイクーラ2台の支持構造物を強化します。
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機器点検(6ヶ月に1回)などで入域する原子炉格納容器周辺建屋屋上における、原子炉運転中の放射線量を低減させるため、原子炉容器の上部に遮へい体を追加設置します。
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2.保全対策について |
(1)600系ニッケル基合金溶接部の応力腐食割れに係る点検 |
(図−3参照) |
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国内外PWRプラントでの応力腐食割れ事例を踏まえ、600系ニッケル基合金が使用されているB−蒸気発生器1次冷却材入口管台の溶接部について、超音波探傷検査を実施します。
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美浜発電所3号機2次系配管破損事故を踏まえ、2次系配管1,032箇所について超音波検査(肉厚測定)等を実施します。
(超音波検査1,019箇所、内面目視点検13箇所)
また、過去の点検結果から余寿命10年未満で減肉が確認された部位7箇所、保守性を考慮して取り替える部位151箇所、合計158箇所を炭素鋼から耐食性に優れたステンレス鋼もしくは低合金鋼の配管に取り替えます。
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3.燃料集合体の取り替え |
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燃料集合体全数157体のうち81体(うち56体は新燃料集合体)を取り替える予定です。 |
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4.今後の予定 |
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原子炉起動、臨界 | :平成19年10月上旬 |
調整運転開始 | :平成19年10月上旬 |
本格運転再開 | :平成19年11月上旬 |
なお、定期検査の作業工程については、別紙を参照下さい。 |