プレスリリース

2007年6月18日
関西電力株式会社

当社水力発電設備点検結果にかかる再発防止の具体的取り組み等について

別紙

河川管理者への報告概要

◇不適切事案の再発防止に向けた具体的取り組み
水利使用にかかる適正性の確認体制の整備
 河川管理者に許可等の申請やデータの報告等を行う際の業務フローを策定した。
 また、適正な水利使用が行われていることを確認するため、水力発電所の運営に携わる部門が参加する組織横断的な水力発電所運営連絡会を設置した(本店・支店・支社毎に設置)。
 今後、許可等の申請やデータの報告等については、本フローに基づき実施するとともに、連絡会においてその適正性を点検する。
   
河川法令遵守意識の徹底
 社員研修の実施、社内規則の整備、本店等による現場の状況把握等の河川法遵守意識の徹底のための具体的取り組みとして、今後のスケジュール等を明確にした平成19年度取組実施計画を策定した。
 今後、本計画に則り、研修を活用した法令知識の付与、適正な水利使用を行うための社内規則の整備・運用、階層・組織の壁を越えた本店・現場間コミュニケーションの実施等を行う。
   
河川法の手続き等にかかる事前相談の実施
 水力発電設備の工事にかかる河川法の許可申請の要否、河川法に基づく報告を求められているデータの補正やその計測方法の変更の是非について、河川管理者に事前相談を行うことを明記した業務フローを策定した。
 今後、本フローに基づき、水力発電設備の工事にかかる河川法の許可申請の要否等について、河川管理者に事前相談を行う。
   
定期的な自己点検の実施
 上記取り組みが十分機能し、河川法令の遵守が徹底されていること、および管理する施設の安全性が確保できていることを確認するため、5年毎に自己点検を行い河川管理者へ報告する。なお、自己点検の公平性を確保するため、社外の有識者も委員として参加する社内の経営監査委員会で評価する。

取水量算定過程における上限設定プログラムの是正結果の報告
取水量算定過程における上限設定プログラム(許可最大取水量を取水しても、記録上、許可最大取水量にするプログラム)について、解除したことを報告。

以  上

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