プレスリリース

2007年5月28日
関西電力株式会社

ツバル国における太陽光発電プロジェクトの実施について

 当社はこの度、地球環境保全への貢献を目的に、ツバル国において太陽光発電プロジェクトを実施することとしました。具体的には、ツバル国の首都フナフチに40kWの太陽光発電設備を建設、電力系統に連系し、設備を運用するツバル電力公社に建設・運転ノウハウを伝達します。


 ツバル国は、南太平洋に浮かぶ9つの環礁島からなる総面積約26km2の小さな島国で、海抜が平均2mと低く、今後、地球温暖化による海面の上昇が続けば「最初に沈む国」と言われています。
 近年、海岸線の侵食が進んでいるほか、地下水に海水が流れ込み、飲み水の不足や農作物の不作が発生し、さらに大潮時には地面から海水が湧き出し、家屋が浸水するなどの被害が深刻な状況です。


 当社はこれまで、ツバル国をはじめとする太平洋島嶼国の電力会社に、地球環境保全に対する意識啓発と新エネルギーに関する技術指導を行ってきました。その中で、ツバル国より、先進国にCO排出の抑制を求めるだけではなく、自ら環境に優しい新エネルギーを導入し、地球環境保全に直接貢献したいとの強い思いをお聞きしました。
 本プロジェクトは、当社として、そうしたツバル国の思いの実現に少しでもお役に立ち、被害に苦しむツバル国自らが新エネルギーを導入するという今回の事例が改めて地球温暖化に対する問題提起となればと考え、実施することとしたものです。


 今後については、本プロジェクトはe8の発展途上国支援事業として実施するため、本年5月31日に予定されているe8大阪サミットにおいてプロジェクト実施の承認を得た後、本年9月着工、来年1月に運転開始し、その後2年間、運転支援を行ってまいります。


※e8: 世界電力首脳有志の会議。地球温暖化防止を中心に、電気事業に関するグローバルな課題について検討・協力するため、1992年4月にG7加盟国の主要な電力会社(当時5カ国7社)が集まりe7を創設。2006年5月にe8となり、現在イギリスを除くG8加盟国の電力会社(7カ国9社)で構成。

以  上