プレスリリース

2007年3月23日
関西電力株式会社

美浜発電所1号機の定期検査状況について(工程遅延について)

 美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力34万キロワット、定格熱出力103万1千キロワット)は、平成18年11月1日より第22回定期検査中ですが、原子炉起動準備中の平成19年2月16日、余熱除去系統サンプリングラインの溶接事業者検査手続き漏れが判明したことから、当該配管の取替作業を行うこととしました。配管取替作業は、3月中旬頃完了し、その後、燃料装荷、原子炉容器組立ておよび必要な定期事業者検査を実施後、原子炉を起動し、調整運転を開始することとしていました。
(平成19年3月16日 公表済み)


 当該配管の取替および溶接事業者検査を3月19日に完了し、燃料装荷の準備を行っていましたが、3月22日6時30分頃、運転員が巡回点検において、原子炉格納容器内のBループ室で床面に小さな水溜り(約5cm×約5cm)と原子炉キャビティ側の壁面が濡れていることを確認しました。
 この水溜りの水質を分析した結果、放射能とほう酸が確認されたため、この水溜りが生じた原因について調査を実施することとし、3月22日夕方から予定していた燃料装荷を延期することとしましたのでお知らせいたします。
 なお、今後の定期検査工程については未定です。
 本事象による環境への放射能の影響はありません。

以  上

原子炉キャビティ
原子炉容器の上部に設置している。燃料取替え時に、ほう酸水を満たすことにより、燃料から放出される放射線を遮へいする。