プレスリリース
2007
2007年2月13日
関西電力株式会社
高浜発電所1号機 原子炉起動予定日等の変更について
高浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、平成18年11月22日から第24回定期検査を実施し、平成19年2月14日に原子炉を起動する予定で作業を進めていました。
原子炉起動に向けて2月11日に3台ある1次冷却材ポンプを起動し、ポンプの運転状態を確認していたところ、A−1次冷却材ポンプ軸シール部※を構成するNo.3シールから格納容器冷却材ドレンタンクに回収されるシール水(封水)戻り流量が多いことが確認されました。このため、No.3シールの不調と判断し、当該部を取り替えることとしました。この作業に伴い、現時点では原子炉起動が2週間程度遅れる見通しです。
なお、本事象による環境への放射能の影響はありません。
[平成19年2月9日 お知らせ済み]
原子炉起動に向けて2月11日に3台ある1次冷却材ポンプを起動し、ポンプの運転状態を確認していたところ、A−1次冷却材ポンプ軸シール部※を構成するNo.3シールから格納容器冷却材ドレンタンクに回収されるシール水(封水)戻り流量が多いことが確認されました。このため、No.3シールの不調と判断し、当該部を取り替えることとしました。この作業に伴い、現時点では原子炉起動が2週間程度遅れる見通しです。
なお、本事象による環境への放射能の影響はありません。
以 上
※軸シール部 | ||
1次冷却材ポンプの主軸の隙間から1次冷却材が外部に漏れ出すのを防ぐため、高圧水(封水)を注入している部分。同ポンプでは、No.1シール、No.2シール、No.3シールの3段シール部で構成されている |
<添付資料>