プレスリリース
2006
2006年2月22日
関電パワーテックにおける放射線量個人通知書等の配付遅れについて
株式会社関電パワーテック大飯事業所において、同社から協力会社に対し電離放射線障害防止規則に基づく線量個人通知書および線量評価結果報告書を毎月配付すべきところ、平成17年7月から同年12月までの間実施されていなかったことが、この度判明しました。
その結果、この期間協力会社から放射線業務従事者への線量通知もされておらず、協力会社の放射線業務従事者は、6ヶ月毎に受診する電離放射線健康診断を、線量記録を記入せず受診していました。
関電パワーテックはこの事実の判明後、すぐに協力会社に対し線量個人通知書および線量評価結果報告書の配付を行い、これを受け、協力会社から放射線業務従事者に対し線量個人通知書が配付されました。
また、協力会社の放射線業務従事者においては、線量記録を健康診断個人票に記載した上で、改めて電離放射線健康診断を受診する予定です。
配付漏れの主な原因は、関電パワーテックの担当者の線量個人通知書などに対する認識が甘く、協力会社への線量通知を失念していたことや、管理者のマネジメントが不足していたことなどです。同社では、今後、以下の再発防止対策を講じ、このようなことが二度と起きないよう徹底してまいります。
<関電パワーテックの再発防止対策>
関西電力としては、原子力発電所の運営上重要である放射線管理業務においてこのような事態が起こったことを受け、関電パワーテックに厳重注意を行うとともに、他の請負会社に対しても厳正な放射線管理に努めるよう、文書で注意喚起を行いました。また現在、他の請負会社において同様の事態が発生していないかを調査しているところで、今後厳正に対処していきます。
なお、原子力発電所の放射線管理区域内で作業する放射線業務従事者は、作業のため管理区域に入域する場合、個人放射線測定器(ガラスバッジ線量計[長期の累積線量]、警報付デジタル線量計[日々の線量])を携帯し、日々厳重な被ばく管理を行うとともに、そのデータに異常がないことを確認していることから、放射線安全上問題ないものと考えています。
その結果、この期間協力会社から放射線業務従事者への線量通知もされておらず、協力会社の放射線業務従事者は、6ヶ月毎に受診する電離放射線健康診断を、線量記録を記入せず受診していました。
関電パワーテックはこの事実の判明後、すぐに協力会社に対し線量個人通知書および線量評価結果報告書の配付を行い、これを受け、協力会社から放射線業務従事者に対し線量個人通知書が配付されました。
また、協力会社の放射線業務従事者においては、線量記録を健康診断個人票に記載した上で、改めて電離放射線健康診断を受診する予定です。
配付漏れの主な原因は、関電パワーテックの担当者の線量個人通知書などに対する認識が甘く、協力会社への線量通知を失念していたことや、管理者のマネジメントが不足していたことなどです。同社では、今後、以下の再発防止対策を講じ、このようなことが二度と起きないよう徹底してまいります。
<関電パワーテックの再発防止対策>
![]() |
管理者が帳票の作成および配付のチェックを確実に実施できるよう台帳で管理していきます。 |
![]() |
協力会社に対して線量評価結果報告書および線量個人通知書の受領確認、電離放射線健康診断の確実な実施ができるよう台帳による管理などを指導します。 |
![]() |
今回の事象を資料に入れた継続的な教育を実施し、意識の徹底を図ります。 |
関西電力としては、原子力発電所の運営上重要である放射線管理業務においてこのような事態が起こったことを受け、関電パワーテックに厳重注意を行うとともに、他の請負会社に対しても厳正な放射線管理に努めるよう、文書で注意喚起を行いました。また現在、他の請負会社において同様の事態が発生していないかを調査しているところで、今後厳正に対処していきます。
なお、原子力発電所の放射線管理区域内で作業する放射線業務従事者は、作業のため管理区域に入域する場合、個人放射線測定器(ガラスバッジ線量計[長期の累積線量]、警報付デジタル線量計[日々の線量])を携帯し、日々厳重な被ばく管理を行うとともに、そのデータに異常がないことを確認していることから、放射線安全上問題ないものと考えています。
以 上