プレスリリース

2005年10月26日
関西電力株式会社

2005年9月分・上期分の営業概況

<販売電力量実績>

【2005年9月分】
 9月分の販売電力量は、137億3千万kWhとなり、対前年比は103.2%と5カ月振りに前年実績を上回りました。
(電  灯)   
 9月上旬の平均気温が前年に比べ高く推移し、冷房需要が微増となったことに加え、前年に比べ検針期間が長かったことなどから、対前年比は109.2%と前年実績を上回りました。
(電  力)   
 需要数が減少したことなどから、低圧電力が対前年比95.3%と前年実績を下回り、電力計でも対前年比95.9%と前年実績を下回りました。
(特定規模需要)
 対前年比は101.0%と前年実績を上回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比101.9%、産業用需要は対前年比100.3%とそれぞれ前年実績を上回りました。

【2005年度上期分】
 上期分の販売電力量は、742億5千2百万kWhとなり、対前年比は99.5%と3期振りに前年実績を下回りました。
(電  灯)  
 7月の平均気温が前年に比べ低く推移し、冷房需要が減少したものの、需要数の増加などにより、対前年比は101.0%と前年実績を上回りました。
(電  力)   
 電灯と同様の気温影響により冷房需要が減少したことなどから、低圧電力が対前年比88.1%と前年実績を下回り、電力計でも対前年比89.3%と前年実績を下回りました。
(特定規模需要)   
 対前年比は99.8%と前年実績を下回りました。
 内訳をみると、業務用需要は対前年比100.0%と前年実績並み、産業用需要が対前年比  99.7%と前年実績を下回りました。

<大口電力産業別実績>

【2005年9月分】  
 大口電力は、対前年比100.4%と2カ月連続で前年実績を上回りました。
 製造業計についても、対前年比100.6%と2カ月連続で前年実績を上回りました。また、主要 11業種では、『食料品』『化学』『石油・石炭製品』『ゴム製品』『非鉄金属』および 『機械製造業計』の6業種が前年実績を上回りました。
 業種別にみると、『鉄鋼』は、主要なお客さまでの圧延ラインの一部休止や生産調整の影響などから、対前年比97.7%と前年実績を下回りました。
 『化学』は、化学繊維、石油化学がマイナスとなったものの、ソーダ、酸素がプラスとなったことなどから、対前年比102.3%と前年実績を上回りました。また『窯業・土石製品』は、ガラスでブラウン管用設備が一部休止したことなどから、対前年比は99.2%と前年実績を下回りました。
 一方、『機械製造業計』は、輸送用機械がマイナスとなったものの、一般機械、電気機械および精密機械がプラスとなったことから、対前年比は101.5%と前年実績を上回りました。

【2005年度上期分】
 大口電力は、対前年比99.9%と4期振りに前年実績を下回りました。
 製造業計についても、対前年比99.9%と6期振りに前年実績を下回りました。また、主要 11業種では、『食料品』『石油・石炭製品』『ゴム製品』『非鉄金属』および『機械製造業計』の 5業種が前年実績を上回りました。
 業種別にみると、『鉄鋼』は、主要なお客さまで圧延ラインが一部休止したことに加え、汎用鋼材の生産調整が続いたことから、対前年比97.2%と前年実績を下回りました。
 『化学』は、ソーダで生産が増加したものの、主要なお客さまでの設備点検の影響などにより、対前年比99.7%と前年実績を下回りました。また『窯業・土石製品』は、ブラウン管用のガラス生産設備が減少したことなどから、対前年比は97.2%と前年実績を下回りました。
 一方、『機械製造業計』は、電気機械がマイナスとなったものの、海外向け建設機械や、小型車、プリンタの生産が増加したことなどから、一般機械、輸送用機械および精密機械がプラスとなり、機械製造業計の対前年比は100.5%と前年実績を上回りました。

(注)大口電力とは、契約電力500kW以上の産業用需要です。

 

 

 

[参   考]

 

 

 

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