プレスリリース

2005年9月17日
関西電力株式会社

美浜発電所1号機B-湿分分離加熱器加熱蒸気ドレン管からの蒸気漏れに伴う出力降下について

  美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力34万キロワット、定格熱出力103万1千キロワット)は、第21回定期検査の調整運転中(電気出力約100%)のところ、本日9月17日10時10分頃、当社運転員の巡回点検において、タービン建屋2階にあるB-湿分分離加熱器加熱蒸気ドレン管に取り付けられている、温度計の管台溶接部から、わずかな蒸気漏れを確認しました。

  このため、本日13時20分から出力降下を開始し、16時頃に電気出力を約50%とし、当該湿分分離加熱器への加熱蒸気系統を隔離して、点検・補修を行うこととしました。

 なお、本事象における周辺環境への放射能の影響はありません。

 

※:湿分分離加熱蒸気ドレン管

          湿分分離加熱器は、高圧タービンから低圧タービンに流れる蒸気の効率(湿分除去と加熱)

           を高めるため、蒸気発生器で発生した主蒸気により加熱する機器。加熱蒸気ドレン管は、

           この加熱用に使用した主蒸気のドレンを湿分分離加熱器ドレンタンクに送る配管。

 

以 上

 

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