プレスリリース

2005年7月22日
関西電力株式会社

三菱電機関連会社からの当社設備関連情報の漏えいに係る調査結果について

 先般の三菱電機関連会社における原子力発電所等の電気設備保守に関する情報のインターネット上への漏えいを受け、当社は、漏えい情報の確認と当社における原子力発電所等での情報管理の適切性について確認を行いました。その結果、漏えい情報に核物質防護等の機微情報は含まれていないこと、ならびに当社の情報管理は適切であったことを確認しました。
 なお、この確認結果につきまして、本日、福井県ならびに立地町に報告しております。
 また、当社は、本日、原子力安全・保安院より核物質防護情報の管理の徹底等の指導を受けましたが、この指導内容も踏まえ、今後もより一層の情報管理の徹底に努めてまいります。


【確認結果】
  (1)漏えい情報の内容・事実関係の確認について
     今回の漏えい情報の内容と事実関係について、三菱電機に聞き取りを行い、状況の把握を行いました。その結果、
      漏えい情報には、当社の核物質防護等の機微情報が含まれていない
      今回の情報漏えいは、三菱電機関連会社社員の個人所有のパソコンがウイルスに感染し、同パソコンに保存されていた業務に関するデータファイルがネットワーク上へ流出したものである
    ことを確認しました。

  (2)当社における情報管理について
     社内ルールにおいて原則として情報を社外に持ち出すことを禁止しています。また、情報システム面においてもウィルス対策ソフトや暗号化ツールの導入、あるいは各情報へのアクセス制御の実施等の措置を講じており、適切に情報管理を行っていることを確認しました。

  (3)核物質防護に係る情報管理について
     核物質防護に係る情報管理については、法令に基づき核物質防護規定を定め、厳正な管理を行っています。具体的には、機微情報が記載された文書・記録について、取り扱う担当者を限定して管理しているとともに、施錠付きのキャビネット等に保管するなどの措置を講じており、適切に情報管理を行っていることを確認しました。

以 上

<参考資料>


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