プレスリリース

2005年3月28日
関西電力株式会社

御坊第二発電所建設計画の中止について

 当社はこれまで、御坊第二発電所建設に向け、準備工事を進めてきましたが、本日、この計画を中止することを決定し、和歌山県、御坊市をはじめ関係ご当局に建設中止の申入れを行いました。

 御坊第二発電所建設計画は、平成10年代後半の電力需要の伸びに対応した供給力確保、ならびに燃料多様化の観点から、和歌山県御坊市に、出力440万kWの新種燃料(オリマルジョン)を主燃料とする火力発電所を建設するというもので、平成9年7月、電源開発調整審議会の承認を経て、平成12年2月から準備工事を実施してきました。

 しかしながら、近年、経済成長の鈍化や省エネルギーの進展等により電力需要の伸び悩みが顕著になっており、先行きにつきましても、省エネルギーの更なる進展に加えて、人口の減少や電力多消費型から寡消費型への産業構造の転換等、経済社会の変化が進むと予想されること、また分散型電源の普及等エネルギー市場における競争が激化することもあり、電力需要は従来に比べ緩やかな伸びにとどまらざるを得ないと見通されます。さらに、電力自由化の進展により、厳しい経営環境が予想され、当社も今後一層の経営効率化を図っていく必要があります。

 また、燃料であるオリマルジョンについて、供給国であるベネズエラのエネルギー政策の変更により、新規供給が停止され、今後についても供給が再開される見通しは極めて乏しい状況にあります。

 このような状況を踏まえ、誠に残念ながら、本計画を中止せざるを得ないとの結論に至ったものであります。

 これまで本計画の推進にあたり、多大なご理解やご協力をいただきました地元の方々をはじめ、関係者の皆さまには深く感謝申し上げますとともに、かかる結論に至りましたことにつきまして、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

以  上

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