プレスリリース

2004年11月17日

堺港発電所3号機における配管肉厚の検査結果について

 当社では、火力発電所において9月26日より配管肉厚の自主検査を順次実施しています。

 堺港発電所3号機につきましては、11月3日より検査を実施していますが、給水系統のボイラ水張り配管※1 の肉厚を測定し、発電用火力設備の技術基準を用いて評価しましたところ、エルボ部※2 において計算必要厚さを下回ることを確認しましたので、当該配管を取替えることとしました。

 なお、同機において、ボイラ水張り配管の残り7箇所の検査を実施しましたが、いずれも必要な肉厚を有しており、健全であることを確認しています。

※ 1: 起動工程においてボイラへ水を補給するため給水系統から分岐した配管
※ 2: 互いにある角度をなす二つの管の接続に用いる曲率半径が比較的小さい管継手

 

<参考>
    堺港発電所3号機ボイラ水張り配管エルボ部肉厚検査結果
外径
(mm)
最高使用
温度(設計)
(℃)
最高使用圧力
(設計)
(MPa)
公称肉厚
(mm)
計算必要厚さ
(mm)
測定最小値
(mm)
89.1 170 24.5 15.2 9.7 4.4


以  上

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