プレスリリース

2004年11月15日

堺港発電所3号機における配管肉厚の検査結果について

 当社では、火力発電所において9月26日より配管肉厚の自主検査を順次実施しています。

 堺港発電所3号機につきましては、11月3日より検査を実施していますが、スチームエアヒータドレン配管※1 エルボ部※2 を肉厚測定し、発電用火力設備の技術基準を用いて評価しましたところ、計算必要厚さを下回ることを確認しましたので、当該配管を取替えることとしました。

 なお、同機において、当該箇所に相当する残り45箇所の検査を実施しましたが、いずれも必要な肉厚を有しており、健全であることを確認しています。

※ 1: スチームエアヒータ(ボイラの燃焼用空気を蒸気により加熱する装置)からドレン(凝縮した水)を回収する配管
※ 2: 互いにある角度をなす二つの管の接続に用いる曲率半径が比較的小さい管継手

 

<参考>
   堺港発電所3号機スチームエアヒータドレン配管エルボ部肉厚検査結果
外径
(mm)
最高使用
温度(設計)
(℃)
最高使用圧力
(設計)
(MPa)
公称肉厚
(mm)
計算必要厚さ
(mm)
測定最小値
(mm)
139.8 175 0.78 6.6 3.8 2.3


以  上

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