プレスリリース

2004年11月12日

御坊発電所3号機における配管肉厚の検査結果について

 当社では、火力発電所において9月26日より配管肉厚の自主検査を順次実施しています。

 御坊発電所3号機につきましては、10月18日より検査を実施していますが、タービンバイパススプレー配管※1 エルボ部※2 を肉厚測定し、発電用火力設備の技術基準を用いて評価しましたところ、計算必要厚さを下回ることを確認しましたので、当該配管を取替えることとしました。

 なお、同機において、当該箇所に相当する残り38箇所の検査を実施しましたが、いずれも必要な肉厚を有しており、健全であることを確認しています。

※ 1: 起動過程においてボイラの発生蒸気を復水器へ逃がす系統に、蒸気温度を下げて復水器を保護するための水を供給する配管
※ 2: 互いにある角度をなす二つの管の接続に用いる曲率半径が比較的小さい管継手

 

<参考>
   御坊発電所3号機タービンバイパススプレー配管エルボ部肉厚検査結果
外径
(mm)
最高使用
温度(設計)
(℃)
最高使用圧力
(設計)
(MPa)
公称肉厚
(mm)
計算必要厚さ
(mm)
測定最小値
(mm)
139.8 210 31.5 19.1 16.6 16.4
139.8 210 31.5 19.1 16.6 16.3


以  上

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