プレスリリース

2004年11月1日

堺港発電所5号機における配管肉厚の検査結果について

 当社では、火力発電所において9月26日から配管肉厚の自主検査を順次実施しています。

 堺港発電所5号機につきましては、10月29日から検査を実施していますが、A-給水ポンプ再循環弁※1 後のレジューサ部※2 を肉厚測定し、発電用火力設備の技術基準を用いて評価しましたところ、計算必要厚さを下回ることを確認しましたので、当該配管を取替えることとしました。

 なお、B,C-給水ポンプ再循環弁後のレジューサ部についても相当する箇所の検査を実施しましたが、いずれも必要な肉厚を有しており健全であることを確認しています。

※ 1: ユニット起動・停止時及び部分負荷時において給水ポンプの最低流量を確保するためにその量を制御する弁
※ 2: 口径の異なる配管を接続するための継手

 

<参考>
    堺港発電所5号機A-給水ポンプ再循環弁後のレジューサ部肉厚検査結果
外径
(mm)
最高使用
温度(設計)
(℃)
最高使用圧力
(設計)
(MPa)
公称肉厚
(mm)
計算必要厚さ
(mm)
測定最小値
(mm)
89.1 178 26.7 15.2 10.5 7.2


以  上

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