プレスリリース

2004年10月20日

海南発電所4号機における配管肉厚の検査結果について

  当社では、火力発電所において9月26日より配管肉厚の自主検査を順次実施しています。

  海南発電所4号機につきましては、9月29日より検査を実施していますが、A-給水ポンプ再循環弁後の配管部を肉厚測定し、発電用火力設備の技術基準を用いて評価しましたところ、4箇所/8箇所中に計算必要厚さを下回ることを確認しましたので、当該配管を取替えることとしました。

  なお、B、C-給水ポンプ再循環配管についても相当する箇所の検査を実施しましたが、いずれも必要な肉厚を有しており健全であることを確認しています。

 ※ユニット起動・停止時及び部分負荷時において給水ポンプの最低流量を確保するために

      その量を制御する弁

 

<参考>

海南発電所4号機A-給水ポンプ再循環系統エルボ後配管部肉厚検査結果

系統

外径

(mm)

最高使用

温度(設計)

(℃)

最高使用

圧力(設計)

(MPa)

公称肉厚

(mm)

計算必要

厚さ

(mm)

測定

最小値

(mm)

A1

60.5

200

31.4

11.1

7.2

1.8

A2

60.5

200

31.4

11.1

7.2

3.4

 

海南発電所4号機A-給水ポンプ再循環弁後配管部肉厚検査結果

系統

外径

(mm)

最高使用

温度(設計)

 (℃)

最高使用

圧力(設計)

(MPa)

公称肉厚

(mm)

計算必要

厚さ

(mm)

測定

最小値

(mm)

A1

60.5

200

31.4

11.1

7.2

5.3

A2

60.5

200

31.4

11.1

7.2

6.7

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