プレスリリース
2004
2004年9月18日
美浜発電所3号機2次系配管破損事故に係る第2グループ(美浜発電所1号機、高浜発電所1号機、大飯発電所2号機)および定期検査中プラント(高浜発電所4号機、大飯発電所3号機)の点検結果について
当社は、美浜発電所3号機2次系配管破損事故を受け、全ての原子力発電所の運転を計画的に順次停止し、事故発生箇所と類似する箇所等について健全性を確認することとしました。
本計画に従い、美浜発電所1号機については9月5日に、高浜発電所1号機および大飯発電所2号機については9月8日に発電を停止し、点検を実施してきました。
また、定期検査中のプラントである高浜発電所4号機および大飯発電所3号機についても点検を実施してきました。
これらの点検結果の概要につきましては、以下のとおりです。
1.点検結果
美浜発電所3号機の破損箇所と同位置にあるオリフィスの下流部位(以下「当該オリフィス部位」)他の点検結果
当該オリフィス部位他、以下の箇所について肉厚測定を実施し、健全であることを確認しました。
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6箇所 |
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53箇所 |
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5箇所 |
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66箇所 |
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8箇所 |
(単位:箇所) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*1:大飯2号機の |
2.美浜発電所1号機における原子力安全・保安院より
追加点検指示があった箇所
美浜発電所1号機においては、技術基準に示されている計算方法による必要肉厚(15.4mm)を下回っているため、原子力安全・保安院より追加点検指示があった箇所(主給水管ティーズ)があり、肉厚測定作業を実施しました。
その結果、今回の測定最小値は15.2mmであり、前回(平成16年1月)と同じでした。
なお、当該部位については、今計画停止中に取り替えを実施します。
(別紙2を参照下さい。)
以 上