プレスリリース

2004年5月14日

平成16年度 「関西電力グループ環境月間」の実施について

 当社は、環境省が定める6月の環境月間に合わせ、「関西電力グループ環境月間」を実施します。30年目を迎える今年度は、当社およびグループ会社82社が参加し、「つたえよう 明日へ未来へ 美しい地球を」のテーマのもと、さまざまな行事を展開します。

 当社は、従来から地球環境問題を重要な経営課題と位置づけ、電気の使用量1kWhあたりのCO排出量(平成14年度実績)は0.26kg-COと国内の電力会社で最も低いレベルを達成し、また、当社の供給する系統電力が「エコリーフ環境ラベル」の認証を取得するなど、全事業分野において環境保全活動を推進しています。
 さらに今年3月には、「関西電力グループCSR行動憲章」を定め、行動原則の一つに「環境問題への先進的な取組み」を掲げました。関西電力グループの基盤は、お客さまや地域社会のみなさまをはじめ、多くの方々から頂戴する信頼であることを認識し、環境月間の期間中は、各種行事を通じて社会の持続的発展に貢献し、その信頼を確固たるものとしていきたいと考えています。

 今回の環境月間では、東京大学名誉教授の養老孟司氏などを招いて実施する環境月間シンポジウム(6月3日、サンケイホール)をはじめ、当社施設見学ツアーや植樹運動、家庭から出る不用品を用いたリサイクル教室の開催など、各所で地域のみなさまと共に地球環境を考える行事を実施します。 
 またCOを排出しない原子力発電の推進や、関西グリーン電力基金をはじめとした新エネルギーの開発・普及、CO排出量の少ない夜間電力を利用したエコキュート、エコ・アイスといった高効率電気利用機器の開発・普及のほか、ダム流木のリサイクルやポリスチレンのリサイクル、屋上緑化といった環境ビジネスなど、関西電力グループの環境への取り組みを紹介していきます。
 さらに社内においては、月間中にeラーニングによる環境教育を開始し、社員一人ひとりの環境意識の向上を図ります。

 5月16日から6月30日まで、プレ期間も含めた1ヶ月半の期間に、約370件のイベントを主催し、約3万人の参加者を見込んでいるほか、地域のイベントなどへも積極的に参加していきます。

以 上
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