プレスリリース

2003年12月26日

中国遼寧(りょうねい)省・綏中(スイゾン)発電有限責任公司よりRBM(リスクベースメンテ ナンス)手法を用いた設備保守点検最適化コンサルティング業務を受注

 当社はこの度、中国の政府系卸電力会社(IPP)であるスイゾン発電有限責任公司(北京国華電力有限責任公司系列)より、発電設備保守点検の最適化に関するコンサルティング業務を受注し、平成16年1月より、業務を開始することとしました。

 スイゾン発電所は、平成12年に運転を開始した、出力160万kW(80万kW×2機)の石炭火力発電所ですが、発電設備の点検基準最適化を目指し、今年6月にコンサルティングを募集する入札を行いました。

 当社は、これまで火力発電所で培ってきた独自のRBM(リスクベースメンテナンス)(※)手法の導入を提案する内容で、中国の商習慣に詳しい上海テピア科技有限公司と共同で応札しました。RBM手法は、当社火力発電所30機以上への適用を完了し、信頼性を確保しながら大幅な点検費用の削減を実現しています。この実績が高く評価され、欧米系コンサルティング2社を抑えて当社が落札し、コンサルティング契約の締結に至りました。

(※) RBM(リスクベースメンテナンス:Risk Based Maintenance)
 システムの信頼性確保とコスト低減の両立を目指し、システムを構築する機器が持つリスクを評価し、その大きさに応じて機器の保全計画を立案する手法。当社では平成13年7月から火力発電所に順次適用しており、適用前と比べ、約50%の点検費用の削減を実現している。

 来年1月にはスイゾン発電有限責任公司の専任技術者を受け入れ、また2月には当社技術者を現地に派遣する予定で、1年程度をかけて、RBM手法を ベースとした同発電所点検基準策定業務についてコンサルティングする予定です。

 当社は今後も、事業領域の拡大、収益力の強化、ならびに国際競争への参画による新たな知見の獲得を目指し、グループの総合力を最大限活用することで、積極的に海外事業を展開していきたいと考えています。

綏中(スイゾン)発電所の概要】

  • 所在地   中華人民共和国 遼寧(りょうねい)省 葫蘆(フルダオ)島市(北京の東約350km)
  • 運営会社  スイゾン発電有限責任公司
  • 諸 元
    < 出 力 > 160万kW(80万kW×2機…火力の単機容量としては中国で最大)
    <運転開始> 1号機…平成12年6月、2号機…平成12年10月
    <従業員数> 約1,400名

以 上

<参考資料>