プレスリリース

2003年10月23日

高浜発電所2号機の定期検査状況について (第3低圧タービン入口配管フランジ部からのわずかな蒸気漏れに伴う原子炉停止)


 高浜発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット 定格熱出力244万キロワット)は、平成15年8月1日から第21回定期検査を実施中ですが、10月20日に原子炉を起動し、昨日15時02分より調整運転を開始しておりましたが、21時30分電気出力20%で保持中のところ、第3低圧タービン入口配管フランジ部の2箇所からわずかに蒸気が漏れていることを確認しました。
 当該フランジ部の増し締めを実施しましたが、漏れが止まらないため、昨日23時40分に出力20%から出力降下を開始し、約2時間後に発電を停止し、引き続き原子炉を停止することとしました。
 なお、当該第3低圧タービン入口配管は、2次系機器であり、今回の事象による環境への放射能の影響はありません。

以 上

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