プレスリリース
2003
2003年7月28日
2003年6月分の営業概況
6月分の販売電力量は、106億9千9百万kWhとなり、対前年比は99.7%と11カ月振りに前年実績を下回りました。
(電 灯)
5月下旬から6月中旬の平均気温が前年に比べ低く推移し、冷暖房需要の端境期であることから、対前年比は99.8%と前年実績を下回りました。
(電 力)
民生用需要は、5月下旬から6月中旬の平均気温が前年に比べ低く推移し、冷房需要が減少したことなどから、低圧電力は対前年比90.6%と前年実績を下回り、業務用電力も対前年比99.8%と前年実績を下回りました。
産業用需要は、生産が増加していることなどから、高圧電力Aが対前年比100.6%と前年実績を上回りましたが、高圧電力Bは対前年比100.0%と前年実績並みとなりました。
(特定規模需要)
対前年比は100.8%と前年実績を上回りました。
販売電力量実績
<大口電力産業別実績>
大口電力は、対前年比99.4%と10カ月振りに前年実績を下回りました。
製造業計については、対前年比101.4%と12カ月連続で前年実績を上回りました。また、主要11業種では『食料品』『石油・石炭製品』『ゴム製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『機械製造業計』の6業種が前年実績を上回りました。
業種別にみると、『鉄鋼』は引き続き輸出向けなどで生産が好調なことから、対前年比110.5%と前年実績を上回りました。『化学』は主要業種であるソーダ、石油化学および酸素がマイナスとなったことから、対前年比96.4%と前年実績を下回りました。また『窯業・土石製品』はガラスや炭素黒鉛製品の生産が増加したことから、対前年比は100.2%と前年実績を上回りました。
一方、『機械製造業計』は一般機械、精密機械で生産が増加したことなどから、対前年比は100.5%と前年実績を上回りました。
(注)大口電力とは、高圧電力Bおよび産業用特定規模需要の合計です。
大口電力産業別実績
以 上
<参考資料>