プレスリリース

2003年4月24日

平成15年度 燃料輸送計画について

  「核原材料、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」または「危険物船舶輸送及び貯蔵規則」に基づき、国が定めている「BM型核分裂輸送物」に係わる技術上の基準の主なものは、以下の通りです。

 

線量当量率:表面で2mSv/h以下
         表面から1m離れた位置で0.1mSv/h以下

 表面汚染密度:α線を放出する放射性物質の場合、0.4Bq/cm2以下
           α線を放出しない放射性物質の場合、4Bq/cm2以下


 また、BM型核分裂性輸送物の試験条件には、

 

一般の試験条件
 環境試験、水の吹き付け試験、自由落下試験、圧縮試験、貫通試験

特別の試験条件
 9m落下試験、棒上への1m落下試験、耐火試験、浸漬試験


 があり、これらの厳しい諸条件下においても、容器の健全性を維持し、臨界の防止を確保できるものになっています。

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