プレスリリース

2003年4月7日

大飯発電所4号機の新燃料輸送について

 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」第59条の2に基づき、国が定めているA型核分裂性輸送物に係わる技術上の基準の主なものは、以下の通りである。

線量当量率:表面で2mSv/h以下
          表面から1m離れた位置で0.1mSv/h以下

表面密度限度:α線を放出する放射性物質の場合、0.4Bq/cm以下
            α線を放出しない放射性物質の場合、 4Bq/cm
以下
また、A型核分裂性輸送物の試験条件には、
一般の試験条件:水の吹きつけ試験
             自由落下試験
             圧縮試験
             貫通試験

特別の試験条件:9m落下試験
             棒上の1m落下試験
             耐火試験
             浸漬試験

があり、これらの厳しい諸条件下においても、容器の健全性を維持し、臨界の防止を確保できるものになっている。

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