プレスリリース

2003年2月20日

世界最高レベルの高効率『300kWクラス ガスエンジン コージェネレーションシステム』の開発

 当社はこの度、株式会社日立製作所と共同で、300kWクラスでは世界最高レベルの高効率ガスエンジンコージェネレーションシステムを開発しました。今年4月より、関電ガスの販売やコージェネレーションシステムの提供などを行うグループ会社「関電ガス&コジェネ株式会社(関電GASCO)」のサービスラインナップに加えて、お客さまへのご提供を開始します。

 発電を行うと同時にエンジン排熱も利用するコージェネレーションシステムは、熱需要が非常に多いお客さまのエネルギーシステムとして有効な選択肢の1つです。従来、300kWクラスの中型システムでは、発電とエンジン排熱による冷温水生成の総合効率が70~75%程度であったことから、関電GASCOの営業活動の中でも「効率がそれほど良くなく、ランニングコストが高い」といった声を耳にする事がありました。
 そこで、300kWクラスの高効率システムの開発に取組み、従来のように排ガスの熱を一旦温水に変換することなく、直接、排ガスで冷温水機の熱交換器を熱するという技術の採用や、排熱をできるだけ低い温度域まで活用することで、排熱温度が低い高効率エンジンを採用しながら冷温水機側の効率アップも果たし、同クラス世界最高レベルの、総合効率80.3%を達成しました。これにより、従来機と比べて約5%(年間約150万円)のランニングコスト低減を図ることができました。
 本システムの概要は次のとおりです。

【新型ガスエンジンコージェネレーションシステム概略仕様】
ガスエンジン発電機    
  ガスエンジン形式 4サイクルL型8気筒水冷ガス機関
  ガスエンジン発電機出力 330kW
  ガスエンジン発電端効率 36.3%…
  ガス燃料 都市ガス(13A)
       
吸収式冷温水機(空調等に使用する冷水生成用)
  形  式 排ガス・排熱投入型吸収式冷温水機
  冷 凍 容 量 240 USRT(米国冷凍トン)
  排熱回収効率 44.0%…
    総合効率 80.3%

 本システムは今年4月から、主力を担う中型コージェネレーションシステムとして関電GASCOのサービスラインナップに加わります。
 当社グループは今後とも、関電ブランドの電気とガスを組み合わせた、最適なエネルギーサービスを提供して参ります。

以 上

<参考資料>