プレスリリース
2003
2003年1月27日
営業概況について
1.販売電力量実績
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(1)特定規模需要以外の需要 | ||
電力量対前年比は100.6%と前年実績を上回った。 | ||
○電 灯 | ||
11月から12月中旬までの気温が前年に比べ低く推移し暖房需要が増加したものの、前年に比べ検針期間が2日以上短かった影響などから、電力量対前年比は97.9%と前年実績を下回った。 | ||
○電 力 | ||
民生用需要は、電灯と同様、検針期間の影響を受けた低圧電力は電力量対前年比98.4%と前年実績を下回ったが、業務用電力は暖房需要の増加などから同104.4%と前年実績を上回った。 産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比105.0%と前年実績を上回り、高圧電力Bも同101.9%と前年実績を上回った。 電力計では、電力量対前年比102.9%と前年実績を上回った。 |
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(2)特定規模需要 | ||
電力量対前年比は102.3%と前年実績を上回った。 | ||
(3)合 計 | ||
電力量対前年比は101.1%と前年実績を上回った。 | ||
2.大口電力産業別需要実績 | ||
大口電力計の電力量対前年比は101.2%と4カ月連続で前年実績を上回った。 製造業計については、同103.9%と6カ月連続で前年実績を上回った。また、主要11業種では『パルプ・紙』『化学』『石油・石炭製品』『ゴム製品』『窯業・土石』『鉄鋼』『機械製造業計』および『その他』の8業種が前年実績を上回った。 業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は、粗鋼生産量が増加していることなどから電力量対前年比106.4%と前年実績を上回った。『化学』は、酸素がマイナスとなったものの、ソーダ、化学繊維および石油化学がプラスとなったことから、化学計の電力量対前年比は106.7%と前年実績を上回った。また『窯業・土石』は、セメントがマイナスとなったものの、ガラスおよび炭素黒鉛がプラスとなったことから、窯業・土石計の電力量対前年比は106.6%と前年実績を上回った。 一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械のすべてがプラスとなり、機械製造業計の電力量対前年比は104.0%と前年実績を上回った。 |
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(注)大口電力とは、高圧電力Bおよび産業用特定規模需要の合計である。 |
<参考資料>