プレスリリース

2002年10月31日

「供給支障事故等に係る報告漏れ」の経済産業省への報告について


 平成14年9月初旬、社長宛に「平成7年4月20日に北陸支社の椿原発電所で、感電災害が原因の停電事故が発生したにもかかわらず、感電災害に関する報告が適正に行われていない」との匿名の投書があり、これについて調査を行ったところ、平成7年4月20日に感電災害が発生した事実は無く、停電事故も発生していないことが判明した。
 しかしながら、椿原発電所では平成9年5月29日に、機器の故障を原因とする停電事故が発生しており、これは当時の電気関係報告規則に基づく「他の電気事業者に供給支障事故を発生させた事故」に該当し、経済産業大臣ならびに所轄経済産業局長に速報及び詳報を報告すべきにもかかわらず、未報告であったことが判明した。
 この事実を受け、今年度から過去10年度間に遡って「他の電気事業者に供給支障事故を発生させた事故」の報告が適正に実施されているか調査した結果、中部電力、北陸電力のお客さまが停電した供給支障事故が14件、このうち報告すべきものが12件、うち未報告が7件あることが判明したため、9月30日に経済産業省にその旨報告したところ、10月7日経済産業大臣から社長宛に、その他の過去の事故について報告漏れの有無を点検するとともに、報告漏れのあったものについて10月末日までに調査・検討し、その結果を報告するよう文書にて指示(下記に記載)を受け今回の調査に至ったものである。


○供給支障事故等に係る報告徴収について
 
(平成14・10・03原 第2号平成14年10月7日経済産業大臣)
  1. 報告漏れ事故の内容(発生原因、再発防止対策含む)
  2. 報告漏れ原因・背景
  3. 報告漏れの再発防止対策
  4. 報告漏れ事故が判明した契機に係わる事実関係

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