プレスリリース

2002年10月31日

原子力施設にかかる自主点検作業の適切性確保に関する総点検の今後の進め方について


東京電力株式会社福島第一原子力発電所1号機における格納容器漏えい率検査の偽装を踏まえた総点検について

 格納容器漏えい率検査については至近の点検記録を平成14年度中に確認することとしていましたが、過去10年間遡った点検記録を再確認し、平成14年度中にご報告することといたします。
 なお、至近の格納容器漏えい率検査については、11月15日までに提出する中間的な報告に合わせて確認の結果をご報告することといたします。至近の検査が局部漏えい率検査の場合は、更に、至近の全体漏えい率検査についても同様の確認を行い、ご報告することといたします。

以 上

(参考)
  格納容器全体漏えい率検査:
    格納容器バウンダリ全体を加圧して行う漏えい率検査を言う。3回の定期検査において1回の検査を行うことと規定されている。
     
  格納容器局部漏えい率検査:
    格納容器バウンダリを構成するシール部、貫通部を加圧し行う漏えい率検査と、原子炉格納容器隔離弁の漏えい率検査を言う。3回の定期検査において2回の検査を行うことと規定されている。

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