プレスリリース

2002年9月30日

「実用発電用原子炉施設への航空機落下確率の評価結果について」の提出について


 当社発電所の原子炉施設に対して評価した落下事故は、以下のとおりです。

計器飛行方式民間航空機の落下事故のうち、航空路を巡航中の落下事故
評価対象となった発電所:美浜発電所、高浜発電所
  大飯発電所は、航空路から遠い位置にあり、評価対象外
有視界飛行方式民間航空機の落下事故
評価対象となった発電所:全発電所
自衛隊機又は米軍機の落下事故
評価対象となった発電所:全発電所
美浜発電所上空には自衛隊の訓練空域が存在しています。(下図参照)

 なお、同じ発電所においても炉毎により落下確率が異なるのは、安全系の機器等が設置されている建物の面積が異なるからです。

図:福井県内における原子炉施設と上空の航空事情
図:福井県内における原子炉施設と上空の航空事情

注1:

美浜発電所の上空は高さ約600m、半径約3.6kmの範囲が自衛隊の訓練空域から除外されています。

注2: 通常は使われない予備的な航空路です。

以 上

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