プレスリリース

2002年4月25日

給食事業会社「株式会社エル・スエヒロ フードサービス」の営業開始について


 関西電力株式会社と株式会社関電アメニックス、ならびに、株式会社スエヒロ(銀座スエヒロカフェテリアグループ)の3社は、合弁による給食事業会社「株式会社エル・スエヒロ フードサービス」を4月10日に設立し、5月1日より営業を開始することとしました。

 現在、関西電力グループでは、家電・電力資機材の調達等を行う関電アメニックスと不動産事業を行う関電不動産が、社員寮や保養所、かんでん福祉事業団の老人ホーム(エルホーム芦屋)など計145箇所の施設で、食堂の運営(給食事業)を行っています。また、全国137箇所で給食事業を展開するスエヒログループは、関西圏では10箇所の企業の社員食堂等で給食事業を行っています。エル・スエヒロ フードサービスでは、これら両グループの関西圏での給食事業を集約し、食材の共同調達や管理の一元化などスケールメリットを活かした効率的な給食サービスを行うほか、老人福祉施設への給・配食サービスの受託や企業の社員食堂運営等事業所給食を中心に、主に関西圏でグループ外への事業展開を積極的に進めていきます。
 さらに将来的には、関西電力グループの情報通信インフラとスエヒログループの持つ約4000種類以上の豊富なレシピを活用して、インターネットによる料理注文、宅配サービスを実施する予定です。

 関西電力グループでは、スエヒログループの運営ノウハウを取り入れることにより、既存の施設の給食事業の効率的な運営およびグループ外への事業展開を図ります。また、介護事業や通信事業等とのシナジーを図りながら、お客さまのより「安心・便利・快適」な暮らしづくりにお役にたてるサービスを提供してまいりたいと考えております。
 また、スエヒログループにとりましては、関西電力グループの信頼を付加することで、新たな営業展開ルートを開拓し、より一層の営業規模の拡大を目指します。

 なお、設立当初は年間約25億円、平成20年度には倍増の約50億円の売上げを見込んでおり、初年度から単年度黒字を確保できる見通しです。

以 上

<参考資料>


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