プレスリリース

2002年4月11日

園芸苗用開放型空調システムの開発について

1.システムの特徴

【作業性向上】
  ●栽培ベンチ上部がオープンなので、作業性が向上します。

 

 
【苗の品質向上】
  ●土と植物に、その下部から新鮮な空気を送るので、健全な苗が育成できます。
植物は「気孔」という器官で呼吸を行っていますが、この気孔が植物の葉の裏側に集中していることから、植物の下部から新鮮な空気を送ることが、育成効果を高めます。

  ●自動温度コントロール機能により、高品質の苗を育成できます。
園芸苗では、倒れにくく、運搬しやすいことなどから、草丈が短い苗が高品質とされています。
草丈の制御手法として、夜間の温度より昼間の温度を低くして育成すれば、草丈を抑制できることが確認されており(「DIF手法」)、自動温度コントロール機能でこの手法が簡単に実践できます。

  ●設定時間に応じて、冷房(暖房)・送風ができ、栽培管理が簡単に行えます。

 

 
【低コスト】
  ●特定の栽培空間のみを効率よく空調する省力型の局所空調システムです。

 

2.商品の概要(標準タイプ・15坪仕様)

 

3.従来のハウス内空調システムとの比較

 

<株式会社関西総合環境センター(略称:KANSO)の概要>
本 社 大阪市中央区安土町1丁目3番5号
設 立 1974年(昭和49年)1月
資本金 2千万円(関西電力100%出資)
代表者 足立 一郎
事業概要 環境調査、ISO認証取得に係るコンサルタント事業、各種緑化工事 等
プレスリリース