プレスリリース
2001
2001年4月26日
営 業 概 況
1.販売電力量実績
3 月 分 | 2000年度下期分 | 2000年度分 | |||||
販売電力量 | 対前年 同月比 |
販売電力量 | 対前年 同期比 |
販売電力量 | 対前年 同期比 |
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特定規模 需要以外 の需要 |
電 灯 | 36億76百万kWh | 92.3% | 222億12百万kWh | 99.1% | 444億08百万kWh | 102.0% |
電 力 | 43億14百万kWh | 95.4% | 264億19百万kWh | 99.7% | 559億45百万kWh | 101.8% | |
電灯電力計 | 79億89百万kWh | 94.0% | 486億31百万kWh | 99.4% | 1,003億53百万kWh | 101.9% | |
特 定 規 模 需 要 | 33億86百万kWh | 97.6% | 204億20百万kWh | 100.5% | 424億99百万kWh | 101.4% | |
合 計 | 113億75百万kWh | 95.0% | 690億51百万kWh | 99.7% | 1,428億52百万kWh | 101.7% |
- <3月分>
- (1)特定規模需要以外の需要
- (1)特定規模需要以外の需要
- 電力量対前年比は94.0%と前年実績を下回った。
- ○電 灯
- 2月の平均気温が前年に比べ高く推移し暖房需要が減少したこと、および前年が閏年で検針期間が長かった反動などから、電力量対前年比は92.3%と前年実績を下回った。
- ○電 力
- 民生用需要は、電灯と同様に暖房需要が減少したことおよび前年閏年の反動などから、業務用電力が電力量対前年比97.0%と前年実績を下回り、低圧電力も同88.6%と前年実績を下回った。
産業用需要は、前年閏年の反動などから高圧電力Aが電力量対前年比94.9%と前年実績を下回り、高圧電力Bも同98.4%と前年実績を下回った。- 電力計では、電力量対前年比95.4%と前年実績を下回った。
- (2)特定規模需要
- 電力量対前年比は97.6%となった。
- (3)合 計
- 電力量対前年比は95.0%と前年実績を下回った。
- <2000年度下期分>
- (1)特定規模需要以外の需要
- (1)特定規模需要以外の需要
- 電力量対前年比は99.4%と前年実績を下回った。
- ○電 灯
- 前年の厳しい残暑の反動で10月分が大きく前年実績割れとなったことや前年が閏年で検針期間が長かった反動などにより、電力量対前年比は99.1%と7期振りに前年実績を下回った。
- ○電 力
- 民生用需要は、業務用電力は電力量対前年比100.8%と前年実績を上回ったが、低圧電力は前年残暑の反動などで10月分が大きく前年割れとなったことなどが影響し、同95.2%と前年実績を下回った。
産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比100.2%と前年実績を上回り、高圧電力Bも 同100.3%と前年実績を上回った 。- 電力計では、電力量対前年比99.7%と前年実績を下回った。
- (2)特定規模需要
- 電力量対前年比は100.5%となった。
- (3)合 計
- 電力量対前年比は99.7%と3期振りに前年実績を下回った。
- <2000年度分>
- (1)特定規模需要以外の需要
- (1)特定規模需要以外の需要
- 電力量対前年比は101.9%と前年実績を上回った。
- ○電 灯
- 夏場の気温が前年に比べ高く推移し、冷房需要が増加したことなどから、電力量対前年比は 102.0%と81年度以降20年連続で前年実績を上回った。
- ○電 力
- 民生用需要は、電灯と同様の気温影響などから、業務用電力が電力量対前年比102.4%と前年実績を上回り、低圧電力も同100.8%と前年実績を上回った。
産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比102.3%と前年実績を上回り、高圧電力Bも 同101.2%と前年実績を上回った。- 電力計では、電力量対前年比101.8%と前年実績を上回った。
- (2)特定規模需要
- 電力量対前年比は101.4%となった。
- (3)合 計
- 電力量対前年比は101.7%と8年連続で前年実績を上回った。
2.大口電力産業別需要実績 <3月分>
大口電力計の電力量対前年比は97.3%と2カ月連続で前年実績を下回った。
製造業計についても同96.3%と2カ月連続で前年実績を下回った。また、主要11業種すべてが前年実績を下回った。
業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は電力量対前年比94.7%と前年実績を下回った。『化学』は、酸素がプラスとなったものの、ソーダ、化学繊維および石油化学が大きくマイナスとなったことから、化学計の電力量対前年比は94.0%と前年実績を下回った。また『窯業・土石』は、ガラス、セメントおよび炭素・黒鉛がマイナスとなり、窯業・土石計の電力量対前年比は95.9%と前年実績を下回った。
一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、精密機械がプラスとなったものの、一般機械、電気機械および輸送用機械がマイナスとなり、機械製造業計の電力量対前年比は97.4%と前年実績を下回った。
大口電力計の電力量対前年比は、年度終盤にはマイナスに転じたものの、それまでの景気回復の動きを反映して101.3%と3年振りに前年実績を上回った。
製造業計については同101.4%と4年振りに前年実績を上回った。また、主要11業種では『ゴム製品』『窯業・土石製品』『鉄鋼』『非鉄金属』『機械製造業計』『その他』の6業種が前年実績を上回った。
業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は、アジア向け輸出を主として粗鋼生産量が増加したことなどから電力量対前年比104.3%と5年振りに前年実績を上回った。『化学』は、下期以降ソーダや塩ビ樹脂などの生産が減少したことが影響し、電力量対前年比は97.8%と3年連続で前年実績を下回った。また『窯業・土石』は、セメントは引き続き減産中であったものの、電極棒などの生産が好調だったため、窯業・土石計の電力量対前年比は101.0%と4年振りに前年実績を上回った。
一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、ベアリングが好調だった一般機械や電子部品関連の生産が好調だった電気機械にささえられ、機械製造業計の電力量対前年比は101.9%と2年連続で前年実績を上回った。
(注)大口電力とは、高圧電力Bおよび産業用特定規模需要の合計である。
<参考資料>