プレスリリース

2000年8月17日

大飯発電所3号機の本格運転再開について

 定格出力で調整運転中の8月11日に、プラントの運転状態を監視する1次冷却材高温側(原子炉出口側)温度検出回路(各ループ1回路の計4回路)のうちの1回路に故障が確認されました。当該温度検出回路は、プラントの通常運転制御には使用しておらず、他チャンネルの検出回路による温度監視が可能なことから、プラントの運転には影響ありませんでした。調査の結果、検出器の不良と判明したため、8月15日から必要な工事を行い、予備の温度検出器に切り替え、正常な状態に復旧し、本日、国の検査を受検しました。

 *1次冷却材高温側温度検出器とは:
原子炉出口側の温度を測定する温度計で、各ループ(A、B、C、D)にプラント制御用に3台、運転状態監視用に1台、予備用に3台の計7台ずつ設置されている。
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