プレスリリース
2000
2000年6月9日
大飯発電所3号機の定期検査開始について
1.今回の定期検査を利用して実施する主な工事等
- (1)1次冷却材ポンプ供用期間中検査 (図-1参照)
- 1次冷却材ポンプの供用期間中検査として4台ある1次冷却材ポンプのうち、D-1次冷却材ポンプについて、主フランジボルト、締め付け部等耐圧部の健全性を確認するとともに、分解検査としてインペラ等の内部部品について点検します。
2.燃料集合体の取替え
- 燃料集合体全数193体のうち96体を取替える予定です。
(取替用燃料集合体のうち72体は、新燃料集合体。)
3.今後の予定
- 原子炉起動、臨界:平成12年7月 中旬
調整運転開始 :平成12年7月 下旬
本格運転再開 :平成12年8月 中旬
4.その他
- 日本原子力発電敦賀発電所2号機における1次冷却材漏えい事象を踏まえ、プラント運転中に原子炉冷却材系統と同温、同圧の1次冷却材が流れる再生熱交換器と原子炉冷却材系統間の配管の一部について、超音波探傷検査(UT)を行い、健全性を確認します。
また、海外プラントで発生した熱疲労事象の反映として、類似箇所について超音波探傷検査(UT)を実施し、健全性を確認します。 (図-2参照)
以 上
<参考資料>