プレスリリース

2000年5月23日

全自動風呂給湯ユニットの開発について

 関西電力と東芝機器(株)は、共同で、『全自動風呂給湯ユニット』を開発しました。
 全自動風呂給湯ユニットとは、全自動運転機能(自動湯張り・自動保温・自動足し湯)の付いていない電気温水器に取り付けることにより、リモコンのワンタッチ操作でお風呂の全自動運転が可能になる装置です。
 この全自動風呂給湯ユニットは、従来の床置き式から、初の壁掛け式にモデルチェンジ、しかもコンパクトで、戸建て住宅でも外観を損なわずに設置できるようになりました。
 設計・施工性も向上し、従来型では対応できなかった高さ3メートルの天井配管、2階浴槽への湯張りにも対応できます。そのため、既存の戸建て住宅で2階にある風呂の全自動化(温水器を流用)や、集合住宅でセントラル給湯を採用した場合に各戸に全自動給湯システムへの対応が可能となります。
 また、販売価格も従来より廉価で、特に集合住宅向けでは、従来品の約3分の2の価格になっています。
 この全自動風呂給湯ユニットは、6月1日、東芝機器(株)より発売開始予定です。
 当社では、今後も引き続き、より快適で安心、経済的なオール電化住宅をおすすめしていきたいと考えています。

*セントラル給湯…湯を1ヶ所で沸かし、そこから各戸に湯を送る方法

《《『全自動風呂給湯ユニット』の特徴》》

設置場所を選ばない壁掛けコンパクトタイプ
・幅400mm・奥行き180mmのコンパクト。
・集合住宅のパイプシャフト内にも設置可能。

価格が従来品の約2/3
・リモコンセットで集合住宅向け約16万円(戸建て向け約17.8万円)
 と、従来の床置き式(約24万円)の約2/3の価格設定。

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