プレスリリース

2000年4月24日

電力、ガス共同遠隔検針システムのフィールドテストの実施について

 関西電力と大阪ガスは、PHSと特定小電力無線を組み合わせた共同遠隔検針システムのプロトタイプを開発し、大阪市内(大阪市中央区高津)の約100軒の集合住宅のお客さまを対象にフィールドテストを開始しました。

 両社は、かねてからそれぞれ独自で遠隔自動検針システムの開発に取り組んできましたが、両社の構想が一致することおよびシステムの開発コストや検針運用コストの低減の観点から、平成12 年1月、「PHS網を活用した共同遠隔検針システム研究会」を発足させ、共同で検討を進めてきました。

<両社の構想>

 ◇関西電力
電力メーターをゲートウェイに、PHSを活用した、遠隔検針および家庭内情報化等の総合生活サービスの展開(AIGIS構想)

 ◇大阪ガス
PHS等を活用した、遠隔検針および保安監視等のシステムの展開(TWINS構想)
 今後は、低層住宅地等へのフィールドテストをさらに拡大し、今年度末を目途にシステムの改良を進め、技術評価と今後の展開に向けた経済性の評価を行っていきます。

 尚、現在、大阪市水道局を含めた3社でも検討会を行うべく調整中です。

以 上  

<参考資料>


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